【2023年最新】後悔しない最高のVPN選びを!ランキングTop10のみ発表
VPNが今世界中で注目を集めているのをご存じでしょうか?
インターネット上では検閲や監視が増加しているため、個人情報の保護と匿名性は企業や個人を問わず重要になっており、その対策としてVPNを利用する人が増えているからです。
VPNとは、インターネット上であなたの情報を匿名化し、また、あたかもあなたが別の場所にいるように見せることができるサービスです。従来は特定のサイトやサーバーなどにアクセスするために用いられてきた技術でしたが、現在では特定の国でのみ視聴可能なストリーミングコンテンツや特定の国でのみ購入可能なECサイトなどを利用するためにも使われるようになってきました。
専門的な知識が必要に聞こえるかもしれませんが、近年のVPNは非常に使いやすくなっています。ほとんどのVPNは、さまざまなデバイス向けにシンプルで魅力的なアプリを提供しており、ワンクリックで接続することができます。例えばLINEをアプリストアからインストールして利用できたのであれば、VPNもインストールして使えるほど簡単です。
もしあなたが2023年現在、今すぐに最高のVPNを使いたいのであれば、以下に紹介するExpressVPN、NordVPN、Surfsharkの中から選ぶだけでいいでしょう。理由は単純明快、この3社は世界的なシェアを獲得しており、更に、多様な価格と機能を提供しているからに他なりません。
No.1 ExpressVPN
サーバーの数:3,000以上|速度:最大560Mbps|拠点サーバー:94ヶ国160ヶ所|最大対応デバイス:5|年中無休のライブチャット|30日間返金保証
No.2 NordVPN
サーバーの数:5,500以上|速度:最大820Mbps|拠点サーバー: 59ヶ国で80ヶ所以上|最大対応デバイス:6|24時間365日のライブチャット:あり|30日間返金保証:あり
No.3 Surfshark
サーバーの数:3,200以上|速度:最大950Mbps|サーバーの場所:100カ国以上で160以上|サポートする最大デバイス:無制限|24時間365日のライブチャット:あり|30日間返金保証:あり
よりVPNについて詳しく知りたい方は、トップ10位までのランキング、更にページの下部には詳細なFAQセクションを掲載しているためご参照ください。
VPNとは?
VPN は、使用するデバイスにインストールすることで、世界中の独自のサーバーを経由してインターネット接続をリダイレクトするアプリケーションです。これによりアクセスされたページにはサーバーの情報が共有されるため、あなたを匿名化し、また、あなたの国で公開されていないコンテンツを表示することが出来るのです。
例えば、ストリーミング配信で有名なNetflixでは海外限定でジブリ作品を配信していますが、残念ながら日本では放映権の問題などがあるため視聴することが出来ません。しかし、VPNはサーバーを介すことであなたの現在地すらも変更することができるため、ジブリ作品を日本にいながら視聴することが出来るようになるのです。
これはあくまでも一例であり、他にも海外限定のECサイトなどで日本では手に入らないような商品を購入することも出来るようになる。ロシアや中国などのISPによって禁止されている可能性のあるサイトにアクセスすることができるようになるなど、使い方は多岐に渡ります。
もちろん、VPN本来の目的であるトラフィックの暗号化や、傍受されている場合にブロックする機能なども変わらず利用することが出来ます。これは、ハッカー、政府、そしてインターネットサービスプロバイダの不正な検閲から自身を守る意味で重要です。
要するに、VPNはインターネットをより自由な場所にし、あなたがしたいと思うことをしたいときに行うことができると考えていただければ乖離はありません。
おすすめのVPNとは?
VPNプロバイダーの比較をすると、年々競争が激しくなっていることを実感します。大手企業は新機能とユーザビリティの微調整を定期的に行ない、また、新たにVPNプロバイダーとして参入する企業もあり変化をトラッキングし続けることは容易ではありません。
しかし、私たちが行った最新のテストでは、5段階評価で5つ星を獲得したプロバイダーはたったの3社だけでした。それがExpressVPNとNordVPNとSurfsharkです。
その理由は、大多数のライトユーザーにとって重要なNetflix, BBC iPlayer, Disney+, Amazon Prime Video, ESPN Plusなど多くのストリーミングサービスを視聴することが出来たこと。そして、VPNとして重要な磐石のプライバシー、幅広いデバイスで使い勝手に優れたアプリ、メンテナンス性などにも優れていたからに他なりません。
さらに、どのサービスも返金保証が適用されますので、購入前に1ヶ月間、サービスや3,000以上のサーバーをリスクなく試すことができます。
2023年おすすめのVPN10選
No.1 ExpressVPN
サーバーの数:3,000以上|速度:最大560Mbps|拠点サーバー:94ヶ国160ヶ所|最大対応デバイス:5|年中無休のライブチャット|30日間返金保証
特徴
・強固なプライバシー機能・あらゆるデバイスに対応するアプリ
・ファイルのダウンロードに最適
・24時間365日のサポート
・やや高価だが、その価値は十分にある
料金
ExpressVPN 12 month:$6.67/mthExpressVPN 6 month:$9.99/mth
ExpressVPN 1 month:$12.95/mth
ExpressVPN はVPN業界で最も優れたVPNです。これは決して誇張表現ではなく、広範囲にわたるユーザーテストと独自のレビュープロセスから、私たちが自信を持って選んだ最高のVPNの一つがExpressVPNであると言うことです。
ExpressVPNは、世界94カ国に広がる160カ所、3000台以上のサーバー、キルスイッチ、スプリットトンネリング、難読化サーバーなど、必要な機能を全て揃えています。
もちろん、プロバイダーによってはもっと多くのサーバーを持つところもありますが、これほど広範囲に展開しているところはほとんどありません。つまり、どこに住んでいても、迅速で信頼できるインターネットの接続環境が得られるということです。特に、他のプロバイダーでは軽視されがちなアジア地域において、最高のサービス提供範囲を有しています。
ExpressVPNはOpenVPNとLightwayプロトコルの両方を提供しており、更にその通信は業界標準のAES-256によって暗号化しています。LightwayとはExpressVPNが開発した独自のオープンソースプロトコルで、これまで以上に優れた信頼性を保ちつつ高速通信を実現します。ただし、多くの企業が採用しているWireGuardと比べた場合、最高速度で言えばWireGuadの方が早いことはありますが、現実的にはあなたが1Gbps以上のインターネット回線を使用していない限り、違いを感じるようなことはありません。
また、ExpressVPNはセキュリティ面で他の追随を許しません。「TrustedServerセキュリティ」と呼ばれる独自技術を確立しており、RAMのみでサーバーを構成することで、再起動の度にデータを消去してくれます。つまり、あなたがオンライン上で行った全ての通信ログを一切残さないことが保証されるのです。
これらのことから、ExpressVPNは高速で安全であることをご理解いただけたでしょう。更に、最近のアップデートではiOSに必要なキルスイッチを追加するなどアップデートにも積極的です。
ExpressVPN のアプリは使い勝手がよく、どのデバイスでもほぼ同じ、一度使ったら全てに適用することが出来ます。これはPC、Mac、iPhone、Androidだけでなく、ルーター、Chromebook、Linux PC、Fire TV Stickなど、その他多くのデバイスでも同じようにVPNの恩恵を享受することができます。
VPNをダウンロードする最も一般的な理由の1つは、ジオブロックされたストリーミングコンテンツにアクセスすることです。この点、ExpressVPNは本当に優れています。私たちのテストでは、Netflixの多くのロケーション、BBC iPlayer、Disney+、Amazon Primeのブロックを確実に解除し、世界中の地域テレビチャンネルに完璧に対応しています。NordVPNやSurfsharkなど、これに匹敵するプロバイダーは数社しかなく、Expressは今でも私たちのストリーミングVPNのナンバーワンです。
もちろん、どんなサービスでも改善は可能であり、ExpressVPNでも同じことが言えます。例えば、専用IPやポートフォワーディングが必要な場合は、PIAのようなプロバイダーがより適しているかもしれません。さらに、ExpressVPNは5デバイスまでしか使うことが出来ないため、そのポリシーには少し窮屈さを感じてしまいます。
※ただし、ログインとログアウトをちゃんとすれば運用上そこまで問題はありません。
最後に、カスタマーサポートについても一言。例えば、日本から米国のNetflixのブロックを解除するのに問題がある場合、24時間365日ライブチャットサポートがあります。
ExpressVPNのカスタマーサポートは迅速かつ豊富な知識があるため、他のVPNプロバイダーのライブチャットチームよりもはるかにトラブルの解決スピードに優れています。さらに、サイトのヘルプ記事を読んで理解できる方であれば非常に充実しているため困ることはほぼありません。
これらサービスを総合して見た場合、ExpressVPNは初心者から専門家まであらゆるユーザーにとってほぼ最高のパッケージであり、確かに料金は高い物の、あなたが満足するのに十分見合うものだと考えています。
No.2 NordVPN
サーバーの数:5,500以上|速度:最大820Mbps|拠点サーバー: 59ヶ国で80ヶ所以上|最大対応デバイス:6|24時間365日のライブチャット:あり|30日間返金保証:あり
特徴
・セキュリティへの優れた配慮・非の打ちどころのないストリーミングパフォーマンス
・NordLynxは驚異的なスピードを実現します。
・膨大な数のサーバー
・更新料が高い
料金
・NordVPN 2 Year:$2.49/mth・NordVPN 1 Year:$4.49/mth
・NordVPN 1 Month:$11.99/mth
2位はNordVPNで、NordVPNをレビューして分かったことは、間違いなくVPN業界で最大大手かつ最高のプロダクトの一つであるということです。
NordVPNは59カ国に5,500以上のサーバーを持ち、あなたがどこにいても最高速度の通信を体験することが出来ることを保証しています。
WireGuardの改良版であるNord独自のNordLynxプロトコルでサーバーに接続しており、安定かつ高速な通信で知られているWireGuardが更なる進化を遂げ、これによって私たちのテストでは約820Mbpsという驚異的な通信速度を計測しました。
また、多くのVPNが採用するスプリットトンネリング、効果的なキルスイッチ、AES-256暗号化も使用していますが、NordVPNは2台のサーバーを使用するDouble VPNという珍しいオプションを使用することが出来るため、より安全な通信を実現しています。
もう一つの面白いのはATP(Advanced Threat Protection)と呼ばれる “高度な脅威保護”機能で、追加オプションではあるものの、専用のトラッカーブロッカーによりすぐに恩恵を享受することが出来ます。
NordVPNのアプリはかなり快適に使用できますが、マップベースのインターフェイスはPCやタブレットなどの大画面で使いやすい一方、スマートフォンでは使い勝手の悪さが目立ちます。更に、最近のアップデートによってPCクライアントのサイズ変更ができなくなり、プラットフォーム間で使い勝手に矛盾が生じました。そういったデメリットはありますが、基本的にアプリ自体は非常に優秀で、幅広いデバイスにインストールすることができます。
NordVPNの最も興味深い新機能は、Mesh network(メッシュネットワーク)です。これによって、ユーザーが暗号化されたNordVPN接続を介して世界中のどこでもデバイスをリンクすることができ、独自の安全なネットワークを作成することができます。これは他にない機能で、私たちはこの機能が今後どのような使われ方をしていくのかとても期待しています。
NordVPNはストリーミング動画の視聴に関して、最も優れたVPNです。あなたがNetflix、iPlayer、Disney +、Amazon Primeなどどのサービスを利用するかは分かりませんが、これら全てのサービスでブロックを解除することができます。その根拠として、Netflix VPNガイドの上でもNordVPNが推奨されていることからも分かるでしょう。
30日間の返金保証と年間を通じて実行されているいくつかの魅力的なアップデートなど優れた点が多い一方、NordVPNは、UIに少し癖がある点などから判断するとややExpressVPNの方が使いやすくもあり、非常に評価が悩ましいところ。
逆に言えばUIぐらいしかデメリットがない、高品質かつ安心価格のVPNサービスと言えるのです。
No.3 Surfshark
サーバーの数:3,200以上|速度:最大950Mbps|サーバーの場所:100カ国以上で160以上|サポートする最大デバイス:無制限|24時間365日のライブチャット:あり|30日間返金保証:あり
特徴
・対応デバイスは無制限・最近のアップデートで100カ国以上に対応
・長期プランがお得
・ストリーミングに最適
・1か月更新は高い
・サポートがやや手薄
料金
・+2 MONTHS FREE・Surfshark 24 Months:$2.05/mth
・Surfshark 12 Months:$3.99/mth
・Surfshark 1 Month:$12.95/mth
もしあなたが、安価なVPNを探しているならSurfsharkを超えるものはありません。このランキングは価格よりもやや品質を重視してランク付けされているので3位にしましたが、1ヶ月2.5ドル以下のVPNということを考えれば間違いなく最高評価をしていいと判断しました。
Surfsharkのレビューでは、安価とは思えないほど高水準な機能が目を引きます。AES – 256暗号化、キルスイッチ、分割トンネル、および超高速WireGuardプロトコル、これらによりプライバシーとセキュリティの必需品のすべてを提供しているのです。
あなたが多くのハードウェアを使用している場合、 Surfsharkが同時接続ポリシーを無制限にしていることは非常に魅力的でしょう。任意の1つのプランでデバイスにインストールすることができるということは、つまり、複数端末を所持する人だけでなく、あるいはあなたの家族全員で共有することが出来るのです。また、これほど安価で優れているにも関わらず、Linux VPNとしてSurfsharkは完全なGUIを提供する数少ないプロバイダーの1つです。(他のほとんどは、コマンドラインのみです)
最新のテストでは、接続速度がかなり上昇し、私たちの持つ1Gbpsでの接続テストでは、950Mbpsという競合他社を含め最高の数値を計測しました。更に、ストリーミング動画を視聴するために非常に信頼性が高いことも証明されています。
しかし、これらの結果は私たちの厳格なテスト手順でSurfsharkのキルスイッチを置いた場合の話であり、それは極限られた状況化でのみと言えます。だからこそ、このような結果は実利用上ではあまり起こり得ないことです。また、残念ながら、SurfsharkのサポートはExpressVPNやNordVPNほど良くはありませんので、トラブルに悩んでも解決しないこともあります。
総評すると、Surfsharkは優れた機能を有している一方、その信じられないほどの低価格を考慮してしまえば、どんな小さな悩みも吹き飛ばしてくれるような商品です。
No.4 Private Internet Access
サーバーの数:10,000+(想定)|速度:最大510Mbps|サーバーの場所:84カ国|最大対応デバイス:10|年中無休のライブチャット:あり|30日間返金保証:あり
特徴
・優れた価値・米国版Netflixのブロックを解除
・信頼性の高いアプリとキルスイッチ
・ノーログ監査に合格
・アプリはリッチな分使い勝手は悪い
・完全なアプリの監査はまだ未完了
料金
・4か月無料・Private Internet Access 2 Years:$2.03/mth
・Private Internet Access 1 Month:$11.99/mth
Private Internet Access(通称、PIA)は老舗のVPNサービスで、他の競合会社よりもやや開発速度が鈍化しているためこの順位に留まっている。
PIAはサーバーネットワークの規模を公表していませんが、私たちはサーバーが約10,000台にも上ると推測しており、それはVPN業界全体でみても最もサーバーが豊富なプロバイダーと言えるでしょう。84の利用可能な国を組み合わせると、かなりの広がりが得られます。
PIAは、その表面的な部分を少し掘り下げると、本当に際立っています。そのデスクトップアプリケーションは、比較的稀なポートフォワーディングを提供し、そのキルスイッチは超高信頼性です。また、そのプロキシブラウザの拡張機能も非常に優れており、より高速なブラウジングを可能にする最新の技術を備えています。しかし、高機能であるが故に初心者やよりシンプルに使いたい人にとって、少し使い勝手が悪いことは否めません。
ただし、ストリーミング動画の視聴には最適です。実際にNetflix、ディズニー+、アマゾンプライム、BBCのiPlayerなどでテストを行いましたが、PIAのクリーンスイープを阻む唯一のサービスは、オーストラリアのストリーミングサービスである10Playのみでした。
また、PIAはセキュリティ監査の完了をまだ待っている状況ではありますが、良いニュースとして、そのプロセスを開始したことにあります。ゼロ・ログ・ポリシーが監査され、真実であることが確認されたので、あとはその全容を待つだけです。
高機能、高信頼性、低価格のサービスをお探しの方は、PIAを試してみることをお勧めします。更に、30日間の返金保証がありますので、リスクなく試すことができます。
No.5 Proton VPN
サーバーの数:1,700以上|速度:最大510Mbps|サーバーの設置場所:64カ国|最大対応デバイス:10|ライブチャットサポート:あり|30日間返金保証:あり
特徴
・WireGuard の速度が大幅に改善された機能満載のアプリ・柔軟なプランによる適切な価値
・あらゆる VPN の中で最も優れた内蔵トラッカーブロッカー
・アプリは最もシンプルな使い方ではない
・サポートはあるが24時間365日のライブチャットや監査はない
料金
Proton VPN 2 year:$3.99/mthProton VPN 1 year:$4.79/mth
Proton VPN 1 Month:$7.19/mth
スイスに本拠地を置くProton社(プロトン)は、近年急成長を遂げ、その主力製品であるProton VPNも今勢いに乗っています。その勢いはまるで社名のProton(太陽の陽子)のようです。
Proton VPNは、WireGuard (510Mbps)とOpenVPN(Proton独自のVPNアクセラレータ技術)の両方を使用した場合の良好な接続速度と、包括的なゼロ・ログ・ポリシーと暗号化技術により、インターネット上でプライバシー保護を完全にするためにVPNを探している全ての人にとって優れたサービスを提供しています。
さらに、Proton VPNは、プライバシーに配慮した国で物理的に安全な場所に設置されたセキュアなコアサーバーも所有しています。これらのサーバーを使用することで、さらに匿名性を高めるために目的地をルーティングすることができます。他にも、Protonメール、Protonドライブ、Protonカレンダーなど包括したクラウドサービスも併せ持っています。
ただし、ビジネスとプライベート全てにおいて使えるものではありません。もちろん、Proton VPNをレビューするために行ったテストでは、Netflix、BBC iPlayer、ディズニー+、Amazonプライムにアクセスできたのは合格点です。しかし、PIAと同じように、10Playにアクセスすることは出来ませんでした。
開発のアップデートがスピーディーなProtonからあえてデメリットを探していくのは日ごとに難しくなっていますが、まだいくつかの問題点を抱えています. まず、P2Pトラフィックをサポートするサーバーもありますが、競合他社に比べると絶対数が少ないこと。ProtonがP2Pアクティビティを検出すると、互換性のあるサーバーにシームレスにリダイレクトされるためどうしても速度が遅くなります。最近になってようやく価格は下がりましたが、それでもまだ安くはありません。しかし、2年間契約すると、同時接続台数が10台になるところは便利と言えます。
今この瞬間も、Proton VPNは常にアップグレードしており、それはプロダクトをより成長させるために開発者がハードワークしていることが良く分かります。そのおかげもあり、Proton VPNは私たちが心からお勧めできるVPNサービスに成長を遂げました。
以上のことから、VPNをまだ使ったことがない人にとって試す価値は十分にあるものの、長く使い続けると不満に感じるサービスではないでしょうか?
No.6 Windscribe
サーバーの数:400以上|速度:最大510Mbps|サーバーの場所:62カ国に110台|対応デバイスの最大数:無制限|24時間365日のライブチャット:なし|30日間返金保証:なし
特徴
・WireGuard の速度が大幅に改善された機能満載のアプリ・柔軟なプランによる適切な価値
・あらゆる VPN の中で最も優れた内蔵トラッカーブロッカー
・アプリの使い方がやや複雑
・24時間365日のライブチャットや返金保証がない
料金
・1 month $9/mthWindscribeのレビューでは、月10GBまでであれば使える無料VPNが非常に有用であることが分かりましたが、データ量が無制限かつ、好きなだけデバイスを同時に接続できる有料サービスも提供されています。他のほとんどのVPNサービスでは、一度に5~10台しか接続できないところ、接続台数が無制限であることは強みと言えます。
また、「Windscribe」は、ルーターやAmazon Fire、Kodi TVセットトップボックスなど、多くのプラットフォームと互換性があります。このサービスは、非常に多様な接続オプションと数百のサーバーによって様々なエリアをカバーし、必要最小限のユーザーインターフェイスであることも魅力的です。海外のNetflixを見るのにも対応しており、これを可能にする専用の「Windflixサーバー」を持っていますが、Netflix Japanに接続することはできませんでした。
このサービスは他にもあるChrome VPN拡張機能の中で傑出しています。多くの機能を提供し、デスクトップクライアントをインストールせずに使用することができます。
デスクトップクライアントをインストールした場合、Windscribe 2.0アプリのインターフェイスは洗練され、実は多くの便利な機能を提供していることに気づくでしょう。そのような機能の1つにAndroidのデコイモードであり、非常にニッチな機能ではありますが、どうしても必要な方がいるのも事実です。
また、このサービスはカナダを拠点としており、米国当局を警戒しているユーザーにとっては魅力的かもしれません。
まとめると、無料サービスでVPNをテストし、自分が期待する通りに動作することを知った後に購入することを考えている人のために、Windscribeは優れた選択肢です。
No.7 CyberGhost
サーバーの数:8,900以上|サーバーの場所:91カ国|最大対応デバイス:7|24時間365日のライブチャット:あり|45日間の返金保証:あり
特徴
・膨大な数のサーバー・機能豊富なアプリ
・WireGuardの優れた速度
・便利なストリーミング機能
・アプリの更新頻度が低い
・イギリスのNetflixとDisney+は利用不可
料金
・+4 MONTHS FREE・CyberGhost 2 Years:$2.03/mth
・CyberGhost 1 Month:$12.99/mth
CyberGhostは、最高のVPNの一つとして世界で長年利用されており、その間にプライバシー、ストリーミングパフォーマンス、トレントフレンドリーなサーバーで評判を高めてきました。
8,900以上のサーバーを持つCyberGhostは、業界最大のサーバーネットワークの1つであり、91カ国に広がるため、接続する国を選ぶ際にバラエティに富んでいます。
また、「CyberGhost VPN」のレビューでは、そもそも高水準の通信環境を持つユーザーはほとんどいませんが、ルーマニアのプロバイダーで最大730Mbpsという素晴らしい接続速度を実現し、かなりの賞賛に値する結果となりました。
また、「CyberGhost」のアプリは昨年一新され、バージョン8の導入により、よりモダンで洗練された体験ができるようになりました。しかし、CyberGhostをインストールできるのは7台のデバイスまでで、それ以降は、他のプロバイダーのように1つのデバイスでログアウトするのではなく、別のデバイスを使用するためにデバイスの登録を解除する必要があるのはデメリットです。
CyberGhostのアプリは、NetflixやiPlayerに最適化されたサーバーのような非常に便利な専用ストリーミング機能を提供しています。ブロック解除に関してはかなり高性能で、前回のテストでは、Netflixライブラリ(英国以外)、iPlayer、Amazon Prime Videoのブロックを解除することができました。しかし、Disney+は利用できませんでした。
CyberGhostの最大の問題は、セキュリティに気を使っているもののセキュリティ監査までは行っていなかったということです。現時点ではまだ結果は出ていませんが、Deloitteによるノーログポリシーの監査が行われたとのことで、今後サーバーとアプリの監査が終了すればこの点については払拭することが出来るでしょう。
No.8 IPVanish
サーバー数:2,000以上|サーバーの設置場所:52ヶ国に75以上|サポートする最大デバイス:無制限|24時間ライブチャット:あり|30日間返金保証:あり
特徴
・ノーログ監査に合格・同時接続デバイス数無制限
・豊富な機能
・Netflixの多くのロケーションが利用できない
・アプリが複雑
料金
・IPVanish 1 Year:$3.19/mth・IPVanish 3 Month:$10/mth
・IPVanish 1 Month:$10.99/mth
IPVanishは、これまでゲームで利用されてきた米国のVPNであり、安全で信頼性の高いプロバイダーとして評価されています。その分、比較的リテラシーが高いユーザー向けに設計されてきた背景があります。もし、あなたが多くの機能を望むのであれば、すべてのデータを表示する便利な追加機能と強力なアプリケーション群がサポートしてくれます。
IPVanish をレビューするためのテストでは、プロバイダーが WireGuard を使用しているときに約 720Mbps という優れた速度を計測出来ました。その一方でOpenVPNの速度は、私たちのテストではわずか120Mbpsと貧弱でしたが、ほとんどのユーザーはOpenVPNを使用することになるため実利用上では特に問題ありません。
加えて、「Scramble」と呼ばれる中国などの国でVPNを利用できる面白い機能があり、中国専門のVPNサービスほどではありませんが、それでも使い勝手の良い便利な機能です。
ストリーミングの視聴に関しては、出来るものと出来ないものが混在している状況です。米国Netflix、BBC iPlayer、Disney+、Amazon Primeにアクセスすることはできましたが、オーストラリアやカナダなど他のNetflixロケーションにアクセスすることはできませんでした。
IPVanishのデメリットとしては、ほとんどそのアプリを更新しないため他社に使い勝手で劣ることでした。しかし、先日新たに公開されたインターフェイスの出来は素晴らしく、他社と差別化出来るニッチな機能の多くを残しつつ、お気に入り機能やアプリ内サポートを統合するよう生まれ変わりました。その反面、いくつかの機能は統廃合され、これまで出来たことが一部出来なくなってしまったことだけ残念です。
まとめると、確かに一部のニッチな機能は失われてしまいましたが、あなたが技術的に詳しいようであれば、IPVanishは十分期待に応えてくれるサービスと言えるでしょう。
No.9 Mullvad
サーバーの数:820|サーバーの設置場所:38ヶ国68拠点|最大対応デバイス数:5|24時間365日のライブサポート:なし|30日間返金保証 あり
特徴
優れた速度・オープンソースのアプリ
・キルスイッチと漏洩対策が良い
・ストリーミングには向いていない
・ライブチャットなし
料金
・Mullvad VPN:$6/mthMullvadは他社にない変わったサービスを提供しています。それらは真にプライバシー性能を高めるための”ギミック”であり、根本的に競合他社とは思想が異なるのです。だからこそ、技術的に詳しいエンジニアやITコンサルタントなどの支持を獲得しており、ライトユーザーにとって使い勝手の良いExpressVPNやNordVPNとは全く違う機能を提供しています。
何故これほど異なるのかと言えば、Mullvadは他社が一般的に提供する機能の “ブロック解除するべき対象は何か” “匿名性に当たる情報とは何か” と言った議論の余地があるものを避け続けた結果に他なりません。つまり、個人情報を一切取らず、郵便で送られた現金での支払いを受け入れるなどをすることで、インターネット上で痕跡を残さないそのスタンスはある種の模範的な回答を示していると言えます。
そんなMullvadが新たに追加した機能は、より匿名性を高めるためにAmazonのアカウント番号だけで購入できるようになったことと、DNSサーバーの監査が行われたことです。
それでいて、他の ”ごく限られた一部の技術的に詳しい人向け” に作られたVPNに見られる、DNSの変更機能など複雑な要素を排除し、可能な限りユーザビリティを向上させたアプローチは単純に評価することが出来ます。
しかし、カジュアルなユーザーからすれば、Mullvadは妥協したくないと思ういくつかの重要な機能が欠けています。
最大のネックが、ストリーミングサービスのブロックを解除することはできませんし、恐らく今後もできないでしょう。これ以外にも、最寄り/最速の場所の自動選択機能、お気に入りリストなど、多くのアプリが提供している一般的な機能にも欠けています。さらに、何か問題が発生した場合は、ライブチャットではなく、メールサポートや最低限のサポートサイトに頼らざるを得ないこともデメリットと言わざるを得ません。
まとめると、あなたがクリーンでかつプライバシーに焦点を当てたVPNを探しているのであれば、Mullvadはおすすめが出来るサービスです。
No.10 Hide.me
サーバー数:2,000|サーバーの設置場所:75|サポートする最大デバイス:10|年中無休のライブチャット:あり|30日間返金保証:あり
特徴
・優れたOpenVPNとWireGuardの速度・ストリーミングに最適
・Windowsアプリが使いやすい
・2TBのクラウドストレージが無料
・Macアプリは比較的低性能
・デザインが面白くない
料金
・Hide.me 2 year:$2.49/mth・Hide.me 1 year:$6.65/mth
・Hide.me 1 Month:$9.95/mth
VPNプロバイダーとしては2011年と比較的新しく設立されたHide.meは、これまでの間に多くの支持を集め、VPN業界に強いインパクトを与えています。
75か国で約2,000台のサーバーを保有、この数字はPIA、CyberGhost、NordVPNなどの競合他社には負けていますが、実際にはユーザーが利用するだけで言えば十分すぎるほどの数字です。実際、私たちの接続テストでは、880Mbpsと非常に高速な通信が可能でした。
このように、Hide.meを利用することで、「VPN」の利用をより身近なものにすることができます。しかし、多くの人にとって、Hide.meが提供する機能は多すぎるでしょうし、ExpressVPNのようなよりライトユーザー向けなプロバイダーと比較してしまうとどうしても使い勝手を悪く感じる可能性が高いです。更に言えば、Macのアプリケーションは、正直なところ競合他社よりもはるかに劣っています。
また、サーバーを変更する際にユーザーを危険にさらす可能性のあるキルスイッチの問題など、アプリはまだいくつかの技術的問題を内包していることも事実です。
とは言え、ストリーミングの視聴テストを行った際、Netflix、iPlayer、Disney +、Amazon Primeなど様々なサービスで全てブロック解除をすることが出来るHide.me は非常に好印象でした。
Hide.meはプライバシー証明書を持っているので安全なサービスです。2015年以来、任意の種類の監査しか実施していませんが、こういった詳細な情報まで発信できるあたり信用がしやすいです。
まとめると、技術的に詳しい人であれば、無料の2TBクラウドストレージプランは非常におすすめできるVPNサービスではないでしょうか。
FAQ
Q1.VPNスピードテストとは?
VPNユーザーにとって、良好な接続速度は非常に重要です。VPNを導入して以降インターネット通信が遅くしてしまうと、ユーザーの離脱が進み多くのデバイスが保護されないままになってしまいます。また、近年VPNの最も一般的な用途としてストリーミング動画の視聴があり、バッファリングなしでHDや4Kコンテンツをロードできることは、これまで以上に重要です。
私たちのレビューでは、すべてのVPNサービスを1Gbpsの回線でテストしています。OoklaのSpeedtest(https://www.speedtest.net/ja)や、NetflixのFast(https://fast.com/ja/)など、さまざまなツールを使って速度を測定しています。
そして、各ツールの結果の平均値(中央値)をとり、正確な速度範囲を算出します。これらのテストを繰り返し行うことで正確性を確保しています。
VPN | WireGuard/proprietary protocol | OpenVPN |
ExpressVPN | 560Mbps | 355Mbps |
NordVPN | 820Mbps | 470Mbps |
Surfshark | 950Mbps | 190Mbps |
PIA | 510Mbps | 440Mbps |
Proton VPN | 510Mbps | 210Mbps |
Windscribe | 700Mbps | 240Mbps |
CyberGhost | 730Mbps | 380Mbps |
IPVanish | 720Mbps | 120Mbps |
Mullvad | 770Mbps | 600Mbps |
Hide.me | 880Mbps | 880Mbps |
Q2.海外限定のNetflixが見れるVPNはどれですか?
Netflix は最も人気のあるストリーミング動画サービスですが、それだけにVPNで視聴できるかどうかはユーザーにとって重要な要素でしょう。
Netflix は国によって異なるコンテンツを表示しているため、日本の加入者が海外の番組を視聴することは通常できません。しかし、VPNを使用することで、事実上あなたの現在地を変更することができるため海外の番組も視聴できるようになります。これはジブリファンの方にとっては朗報でしょう!ジブリ作品は現在海外のNetflix限定でしか視聴することができないため、またあの感動をしたいと願う作品をいつでも視聴できるようになります。
私たちは毎月多くのVPNプロバイダーをテストし、私たちがおすすめする情報が正しいことを確認しています。