【2023年最新】成功するスタートアップにはCRMが必須?気になるその理由とは?
成功するスタートアップ企業の基盤は親密な人間関係です。何故なら、訴求力が弱いスタートアップにとって、営業活動を行う上で顧客の紹介や口コミが主なリードジェネレーションのツールとして利用できるからです。
しかし、ビジネスが成長し、クライアントの数が増えてくると、最初に築いた人間関係を維持することは難しくなります。だからといって、親密な関係を保ちたいという気持ちが薄れるわけではありません。
このようなケースで最も効果を発揮するのが、CRMであり、CRMを導入しないスタートアップが何故スケールしないのか想像できるのではないでしょうか?
そこで、今回はスタートアップに特化してCRMを考えてみましょう。
CRMとは?
CRMとは、顧客との関係を維持するために手作業で行っていたことを、自動化することです。すべての顧客に関する大小の詳細情報を一箇所に集中させることです。
適切なシステムを導入し運用することで、スタートアップ時点と同じように、顧客と親密な関係を維持することができます。
無料のExcelスプレッドシートから有料のCRMへ
多くの中小企業にとって、新たな支出を増やすことは負担です。特に、スプレッドシートやExcelは機能が豊富なため、それだけで事足りると思いこみがちです。しかし、CRMを導入することで、スプレッドシートやExcelでは出来ない顧客アプローチが実現できるようになります。
それでは、具体的にどのようなタイミングでCRMの導入を検討するか考えていきます。
1. 効率的な営業を行うため、スプレッドシートに新たな列を追加する
エクセルのスプレッドシートで顧客の管理を行っていると、まずは基本的なデータをまとめることが多いでしょう。具体的には、名前、連絡先、そしてセールスファネルのどの段階にいるかなどです。しかし、ビジネスが成長し、プロセスがより強固になるにつれ、各顧客の詳細な情報が増えていきます。そうなってきた場合に、顧客情報の検索がただの「検索」では簡単にできなくなり、新しい列を追加する必要が発生します。
このタイミングこそ、CRMの導入を検討すべきです。より高度な検索が求められ、更に増え続ける情報管理を行い、徐々にパフォーマンスが下がるスプレッドシートを使い続けることは困難だからです。
2. スプレッドシートが100%最新の状態になっていない
スプレッドシートに入力する時間がないからといって、重要な情報を些細なこととして片付けていませんか?多くの顧客情報が脳内に蓄積されていませんか?顧客情報を更新したり、検索したり、伝達したりすることが、ToDoリストのかなり下の方にある項目になっていませんか?
該当した場合には、会社組織は既に属人化しているため、退職時の引継ぎなども困難になります。CRMでリレーションシップを自動化するのに役立ちます。
3. 業務の”たられば “をよく言っている
例)
・連絡先をグループに分けて整理できたら
・選択した連絡先に一括してアクションを起こせたら
・メールマーケティングを顧客の詳細情報と連動させることができたら…
これらは、企業がより本格的なシステムを導入する準備ができていることを示しています。そこを満たすのがCRMです。
4. 従業員を雇用している
中小企業の経営者は、社内で独自ルール化されたオペレーションで業務を行っています。そもそも、どこに何があるのか、どうやって探すのか、それは経営者が初めにそこに置いたから分かるだけです。しかし、そのオペレーションがどんなに優れていても、それを新入社員に伝えることは、ほとんどの場合、失敗のもとになります。
その点、CRMはグローバルなシステムとプロセスを提供しているため、あらゆる企業にとって新入社員のトレーニングと移行を手助けします。確かに、スプレッドシートを使っていても一定数管理することはできます。
しかし、スタートアップが成長するには、その全てを伝える時間がありません。だからCRMが必要になります。
5.フォローアップの強化
熱心なメールマーケティングを行っている場合でも、アポイントメントベースの営業を行っている場合でも、顧客へのフォローアップ方法はビジネスに直結します。
しかし、効果的なフォローアップのためには、個人的な対応が重要です。すべての顧客と親密になる必要はありませんが、顧客のビジネスに自社がどのように関わっているのか、どこで、何を、なぜ、といったことは最低限知っておくべきです。より多くの情報を得て、それらを活用できれば、フォローアップはより効果的になります。そして、CRMにはそれらを全て支える機能があります。
また、CRMには、顧客情報管理を可能にするだけではなく、プロセスを自動化することもできるので、戦略や開発に多くの時間を割くことができます。
スタートアップにおすすめのCRM
Zoho
Famillitの総評(★★★★★ 5.0)
Zoho CRM は、スタートアップ企業にとって最もおすすめのCRMと言えます。
価格面では、15日間の無料トライアルがついているため、まずはその期間内に使い方をチェックし、自分たちにとって必要なサービスかどうかを判断。その後、1アカウント1680円からCRMとして使い始めることが出来ます。
もちろん、ただ安いだけのCRMは他にもあります。
しかし、Zohoは全世界180か国、25万社以上が導入している大手のCRMであり、ただ安いだけのCRMとは違い圧倒的なコストパフォーマンスを兼ね備えています。もちろん、その中には誰もが知る上場企業も含まれています。
そのため、特にIPOを目指しているようなスタートアップであれば、単純に安いだけのCRMを入れ、後からシステムの移行などを考えるより、初めからZohoを入れて企業活動に注力した方が間違いなく効率的です。
Famillitなら、現役のコンサルタントに無料で相談することができます。
IT導入をご検討に不安を抱える方は是非一度ご相談ください。
どの様なケースであればスクラッチ開発とSaaSを選択するのか?また、その際にどのようなベンダーを選定すればいいのか?など、経験豊富なコンサルタントが現状を分析して課題解決までしっかりサポートします。