【プロでも使う】商用利用可な無料で使える動画素材サイト6選
Youtubeを始めとする投稿型の動画配信サービスに加え、Webサイトで動画を表示する企業なども増えており、様々な場面で動画を活用した施策を考える方が増えています。
弊社もYoutubeチャンネルやWebサイトを運営していますが、撮影時に必要なカットを撮り忘れてしまったり、動画編集時に素材が足りず困ってしまうことがありました。
今回はそんな悩みから解放されるために、実際にテレビCMなどの制作に携わる映像制作のプロから教えて貰った”無料の”動画素材サービスを6つご紹介していきます!
※他にも色々なサイトはありますが、厳選した内容でお届けしていきます。
1.coverr
coverrはveed.meから派生したプロジェクトとしてスタートした海外の動画素材サイトで、日本語版こそありませんが、動画の検索は25ものカテゴリから選ぶことが出来るため、英語に不安がある方でも安心して利用することが出来ます。
また、表示されている動画はフォーカスを合わせると全て自動再生することが出来るため、探すのに余計な時間がかかりません。
もし、英語に不安があるようでしたら、Chromeで開きサイト上で「右クリック」→「日本語で翻訳」として自分の欲しい素材を見つけましょう。(またはDeeplなどで翻訳をかけて使うなどすればリッチな検索機能を使うことも可能です)
プロのカメラマンが撮影した動画を会員登録なしにダウンロードすることが出来るため、ちゃんとした機材を持っていないのであれば自分たちで撮影するよりも間違いなくハイクオリティであるのは言うまでもありません。こういった点がプロの動画編集陣にとって重宝する理由と言えるでしょう。
coverrの特徴
- 日本語検索をすることは出来ないが、カテゴリ検索も出来るため英語が不安でも問題なく使うことが出来る
- 動画は会員登録が不要でダウンロードすることが出来、商用利用可能かつクレジットも不要
- 有料動画素材サイトのShutterstockが毎回ページの上部に表示されるため少し邪魔に感じる
- 縦型の動画素材があまりないように見えるため、ショート動画の素材などには不向き
2.mixkit
MixKitは有料の動画素材サイトを運営するEnvato Elementsが運用をしている無料の動画素材サイトで、日本語版こそありませんが、動画の検索はメインカテゴリの「自然」「ライフスタイル」「動物」「食べ物」「乗り物」から更に絞り込みして選ぶことが出来るため、英語に不安がある方でも安心して利用することが出来ます。
もし、英語に不安があるようでしたら、Chromeで開きサイト上で「右クリック」→「日本語で翻訳」として自分の欲しい素材を見つけましょう。(またはDeeplなどで翻訳をかけて使うなどすればリッチな検索機能を使うことも可能です)
動画以外にも、Adobe Premire Pro / Adobe After Efect / Final Cut Pro といったプロの動画編集者が良く使うソフトウェアのテンプレート素材や音楽など、動画編集をする上で必要なものが全て揃っています。
表示されている動画はフォーカスを合わせると全て自動再生することが出来るため、探すのに余計な時間がかからないため非常に使いやすいです。
MixKitの特徴
- 日本語検索をすることは出来ないが、カテゴリ検索も出来るため英語が不安でも問題なく使うことが出来る
- 動画は会員登録が不要でダウンロードすることが出来、商用利用可能かつクレジットも不要
- 縦型の動画素材があるため、こちらはショート動画におすすめ
3.pexels
Pexelsは、Bruno Joseph、Ingo Joseph、およびDaniel Freseの3名が運用している無料の動画素材サイトで、2014年にBrunoおよびIngoがPexelsの共同設立者となり、さらに2015年にはDanielが参加するなど以前から積極的に活動しているサービスです。
日本語対応がされているため、英語が苦手な人でも安心して利用することが出来ます。更に、Pexelsの利用規約を確認したところ、掲載されている全ての動画などは無料で使用できる上、クレジット表記も必要ありません。(ただし、ロゴの使用などは注意して欲しいとのこと)
動画は検索結果を含めギャラリー表示されていることから、ページネーション(ページ送り)が発生しないためUI/UXに優れています。素材自体は自然の風景から、人物、CGなど幅広いジャンルを取り扱っており、動画だけでなく画像も豊富に揃っているためこれ一つだけでかなりの素材が揃います。
Pexelsの特徴
- 動画は会員登録が不要でダウンロードすることが出来、商用利用可能かつクレジットも不要
- 縦型の動画素材が圧倒的に豊富!こちらはショート動画に是非おすすめ
- 日本語検索ができる
- UI/UXに優れたインターフェース
4.Youtuberのための素材屋さん
YouTuberのための素材屋さんは、管理人のフクザキさんが動画編集の時に作った素材を公開しています。
サイト名にもある通り、YouTube用に動画編集時に使えるような素材が並んでいるため、あまりプロの編集者が使うようなものではありませんがYoutubeに興味がある方であれば見ても損はないかと思います。(Youtubeの動画も編集のクオリティが上がっていることもあり、もうあまり出番はないかもしれませんが)
商用や加工編集も許可されていますが、ダウンロードした素材自体をメインにした動画の作成や素材の再配布は禁止されているため注意しましょう。各素材のダウンロードページにいくと、その素材を使用するコツや製作者の一言といった他の素材サイトには見られないコンテンツが楽しめます。
YouTuberのための素材屋さんの特徴は以下の通りです。
- 登録をせずに、無料で素材を使用できる
- 日本語検索ができる
- 動画は会員登録が不要でダウンロードすることが出来、商用利用可能かつクレジットも不要
- 縦型の動画素材があまりないように見えるため、ショート動画の素材などには不向き
- UI/UXはあまり良くない
- 広告が若干煩わしい
5.motionelements
Motion Elementsはシンガポールに所在地のあるMotionElements Pte Ltdが運用している動画素材サイトです。
動画だけでなく音声も提供しており、4,000点もの素材を無料ダウンロードできます。
素材は全てロイヤリティフリーのため、商用利用可能でクレジット表記も必要ありません。
動画素材は海外の街並みの映像や自然に関する映像が多い傾向です。
月々2,150円を支払うことでさらに多くの素材にアクセスできる他、トップ動画クリエイターのウェビナーのアーカイブが見られる特典がついてきます。
Motion Elementsの特徴は以下の通りです。
・商用可のフリー動画素材をダウンロードできるが、無料会員登録が必要
・動画素材は10のカテゴリに分けられており、日本語検索が可能
・月々2,150円支払うことで、動画制作に役立つ情報も学べる
6.video-ac
動画ACはAC ワークス株式会社が運営している動画素材サイトです。
ACワークス株式会社は上記のサイト以外にも、イラストACや写真ACといった画像素材サイトも運営しているのでご存じの方も多いのではないでしょうか?
会員登録をしなければダウンロードすることは出来ませんが、会員登録に抵抗がなければ全ての動画素材を無料でダウンロードできる上、商用利用も可能です。
動画は「CG」「自然・風景」「街並み・建物」「ビジネス」など23個のカテゴリに分けられており、欲しい動画素材が定まっていない人にとっても素材を選びやすい工夫がされています。
動画ACの特徴は以下の通りです。
・クレジット表記不要で、商用利用のできる高画質の動画素材が豊富
・動画のダウンロードには会員登録が必要
・会員登録することで、動画AC以外のAC系列素材サイトを利用可能
以上が、プロでも使う無料動画素材サイト6選でした。実際にTV業界で映像制作をしている方にお聞きし、私たちも利用しているサービスになりますので、是非ご活用いただければと思います。
また、有料会員や購入可能な素材であれば、よりクオリティの高い動画素材をダウンロードすることも出来るため、無料でダメな場合は購入することも視野に入れてみてはいかがでしょうか?
それでは、また次回の記事をお楽しみに!
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